滝の清冽は眼病が良くなるとお詣りも多い「厄除け観音」
川又観音
和歌山県日高郡印南町川又
厄除けの観音として崇められる川又観音。最奥の菱の滝は和歌山県水百選に認定されています。県指定天然記念物の栃の木や、参道沿いなどに植栽された約3500本のシャクナゲが有名でシャクナゲの里としても知られている。
室町時代、熊野詣での修験者がこの滝にうたれて修行中、ふと見ると滝つぼに光るものがあり、手に取れば一寸八分の金の観音さんであった。もったいないと祠を設けておまいりしたのが現在の奥の院であるといわれています。ここには、室町初期の作といわれるけやき材で作られた観音像があり、篤信の老婆が熊野より背負って来て安置したという伝説もあります。
厄除けの観音として深山幽谷滝(菱の滝)があり、この清冽は眼病が良くなるとお詣りする人も多い。
しゃくなげの里
川又観音には約3,500本のシャクナゲ(ツツジ科)が植えられおり、和歌山県下でも有数の花の名所となっています。4月中旬から6月頃にかけて、赤やピンク、白など色とりどりの花が参道沿いや境内で咲き乱れ、遠方から見物に訪れる人も多い。
栃の木と菱の滝
鳥居をくぐると、和歌山県の天然記念物に指定されている大きな栃の木があります。また、最奥には行場として、落差20mの菱の滝があり、和歌山県水百選に認定されています。滝の名前は滝口から落ちる水の形が菱形に見えることから、この名がついたといわれています。滝の下には湧水の水汲み場も設けられています。
Infomation(詳細情報)
名称 | 川又観音 |
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フリガナ | カワマタカンノン |
カテゴリー | お寺・神社(寺社仏閣) / 神社 |
住所 | 〒640-0201 和歌山県日高郡印南町川又 |
アクセス | 湯浅御坊道路 御坊ICより約40分 |
駐車場 | あり(無料) |
料金 | 拝観料:無料 |
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