日本の捕鯨発祥の地・太地町にあるクジラ専門の博物館です。伝統的な捕鯨方法「古式捕鯨」を再現したジオラマ・世界で最も大きい動物「シロナガスクジラ」の全身骨格標本などがあり、クジラについて詳しく知ることができます。

屋外ではイルカショーの他、世界でも珍しいゴンドウクジラだけのショーを楽しむことができます。ふれあい体験も様々あり、イルカのトレーナー体験・クジラの餌あげ・クジラと一緒に泳ぐこともできます。

博物館から、歩いて数分のところにある「海洋水族館マリナリュウム」は1971年にオープンした水族館施設です。2014年1月8日に、大変珍しい全身白色のバンドウイルカ「スピカ」がやってきました。全身の色素が無い「アルビノ」と考えられ、飼育を通した研究が行われることなりました。アルビノは遺伝子の異常でメラニン色素を作ることができないため、多くのハンディーがあり、自然界での生存率は低いといわれています。

博物館のある「くじら浜公園」には、捕鯨船やクジラのしっぽのモニュメントなどもあり、南紀の海を楽しめる「紀の松島めぐり」のクルーズ船も発着しています。