新宮市にかつてあった城・別名丹鶴城跡
丹鶴城公園(新宮城跡)
和歌山県新宮市新宮字丹鶴7690
0735-22-2840
市街地の北、熊野川を背にした高台にあり、太平洋を一望でき沖見城とも称されました。現在では公園として整備され、石塁の残る城跡に立つと、素晴らしい景色が望めます。
ソメイヨシノ・シダレザクラ・ボタンザクラなどの桜が235本ほどあり、3月末~4月上旬には見ごろを迎えます。また期間中、提灯が吊るされ、夜桜を楽しむこともできます。和歌山朝日夕陽百選にも選ばれています。
別名・丹鶴城は、もとこの地に、源為義と熊野別当の娘の子である丹鶴姫の住まいがあったことに由来するようです。
新宮城
慶長5年(1600):関が原の合戦後、紀伊国に入国した浅野幸長に従い、新宮には浅野忠吉が入る。
元和元年(1615):築城に着手するが、一国一城令で、一旦は廃城となる。
元和4年(1618):南の要の城として再建を許可され、再び築城に着手する。
元和5年(1619):浅野氏にかわり、徳川頼宣が紀州に入国し、付家老として新宮に水野重仲が入り、築城工事を継続。
寛永10年(1633):2代城主・水野重良の時に城が完成。
正保年間の製作である「紀伊国新宮城之図」には、本丸を中心に、鐘ノ丸・松ノ丸・二ノ丸などが配され、現在とほぼ同様の形状が確認できる。古い絵図等には天守閣・櫓(やぐら)・門・土塀も描かれているが、明治維新後の取り壊しにより全て失われてしまった。
現在は、幾度もの地震等災害を乗り越えてきた石垣が、往時を偲ぶ貴重な遺構となっている。城跡は明治以降は民間の所有となっていた。
昭和55年:丹鶴城公園として整備される。
Infomation(詳細情報)
名称 | 丹鶴城公園(新宮城跡) |
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フリガナ | タンカクジョウコウエン(シングウジョウアト) |
カテゴリー | 観光スポット・名所 / 桜の名所 / 史跡・城・古墳 |
住所 | 〒647-0081 和歌山県新宮市新宮字丹鶴7690 |
アクセス | 那智勝浦新宮道路 新宮南ICから車で約15分 きのくに線 新宮駅から徒歩で約10分 |
駐車場 | あり(無料) |
電話番号 | 0735-22-2840 新宮市観光協会 |
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