和歌山市にある国内でも最も古い神社のひとつ
日前神宮・國懸神宮(日前宮)
和歌山県和歌山市秋月365
073-471-3730
1つの境内に日前神宮・國懸神宮の2つの神社があり、総称して日前宮(にちぜんぐう)あるいは名草宮とも呼ばれています。創建は神武天皇2年(約2600年前)と国内でも最も古い神社のひとつ。
日前神宮は、日像鏡(ヒガタノカガミ)を御神体として日前大神(ヒノクマノオオカミ)をお祀りし、國懸神宮はは、日矛鏡(ヒボコノカガミ)"を御神体として國懸大神(クニカカスノオオカミ)をお祀りしています。
毎年9月26日に日前神宮・國懸神宮例大祭が行われ、2600年受け継がれている伝統のお祭りです(日前神宮例大祭10:00~、國懸神宮例大祭11:00~)。
和歌山市内にある竈山神社、伊太祁曽神社と三社詣でることを「三社参り」と言い、古くより三社をお参りする人が多く、正月三が日には、約30万人の参拝者が訪れます。
歴史
天照大御神が天の岩屋にお隠れになられた際、思兼命(オモイカネノミコト)の案に従い、天香山から採取した鉱物を使い、石凝姥命(イシコリドメノミコト))により、日神・天照大御神の像をかたどった御鏡(ミカガミ)を鋳造した。
その初度に鋳造された天照大御神の御鏡前霊(さきみたま)を日前國懸両神宮の御神体として、後に鋳造された御鏡を伊勢の神宮の御神体として奉祀されたと『日本書紀』にある。
神武天皇東征の後、紀伊國造家の肇祖に当たる天道根命(アメノミチネノミコト)を紀伊國造(キイノクニノミヤツコ)に任命し、二つの神鏡を以て紀伊國名草郡毛見郷の地に奉祀されたことが当宮の起源とされている。
その後、崇神天皇51年、名草郡濱ノ宮に遷宮され、垂仁天皇16年には現在の場所に遷幸され今に至る。
戦国時代、豊臣秀吉の天正の兵乱により境内荒廃、社領没収の憂き目にあったが、徳川の時代に入り紀州藩初代藩主、徳川頼宣が入国し社殿を再興し、明治4年太政官布告による神格の制が治定されると、官幣大社(かんぺいたいしゃ)に列し、敬神崇祖の大義を示すこととなる。
大正8年の国費による境内建物すべての改善工事により、旧観は一新され、大正15年3月の完成をもって現在の姿となっている。
初詣
大晦日22:00~除夜祭が行われ、元旦0時と共に太鼓が打ち鳴らされ、2:00~歳旦祭。3日9:00~元始祭が行われる。
Infomation(詳細情報)
名称 | 日前神宮・國懸神宮(日前宮) |
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フリガナ | ひのくまじんぐう・くにかかすじんぐう |
カテゴリー | 観光スポット・名所 / お寺・神社(寺社仏閣) / 神社 |
住所 | 〒640-8322 和歌山県和歌山市秋月365 |
アクセス | 阪和自動車道 和歌山ICから車で約5分 JRきのくに線和歌山駅から9番線貴志川線乗り換え、日前宮駅下車 徒歩1分 JRきのくに線和歌山駅・東口バスターミナルより和歌山バス、日前宮駅下車 徒歩1分 |
駐車場 | あり(最大100台・参拝者車両は駐車無料) |
電話番号 | 073-471-3730 |
ホームページ | http://hinokuma-jingu.com/ |
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