熊野夫須美大神を主祭神とする熊野三山の一つ
熊野那智大社
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
0735-55-0321
熊野那智大社は日本で最初の女神である夫須美神(伊弉冉命)を主神とし、熊野本宮大社、熊野速玉大社とともに熊野三山として世界遺産に登録されています。
那智大瀧を神聖視する原始信仰に始まったともされるが、熊野那智大社社伝では「神武天皇が熊野灘から那智の海岸“にしきうら”に御上陸されたとき、那智の山に光が輝くのをみて、この大瀧をさぐり当てられ、神としておまつりになり、その御守護のもとは、八咫烏の導きによって無事大和へお入りになった」とされている。
仁徳天皇五年(317年)に現在の地に社殿を建立したとされており、熊野十二所権現(飛瀧権現を加えた十三所権現)とも呼ばれる。後白河法皇・後鳥羽上皇を始め、古来より数多くの人々が続々と熊野詣を為し、その様子は「蟻の熊野詣」と称されています。この熊野那智大社は473段の石段を登った標高約500mに位置し、社殿は6棟からなる。
熊野三山(世界遺産)
熊野三山は、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の三つの神社の総称。「熊野」そのクマとは「奥まった処」「隠れたる処」との意味があり、そこは「上座」であり「聖」なる地と位置づけてられている。「クマ」と「カミ」は同じ意味があり、「クマノ」は「カミの野」で神々の住みたる地である。
主祭神がそれぞれ阿弥陀如来、薬師如来、千手観音とみなされたことからも信仰を集め、これらを巡礼する「熊野詣」の目的地として、古来より修験道の修行の地として繁栄した。2004年、熊野三山は「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録されました。
初詣
・元旦0:00~太鼓が鳴り響く初祈祷、5:00~大社の歳旦祭
・2日5:00~牛王神符の摺初式
・3日7:00~元始祭
Infomation(詳細情報)
名称 | 熊野那智大社 |
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フリガナ | クマノナチタイシャ |
カテゴリー | 観光スポット・名所 / お寺・神社(寺社仏閣) / 熊野古道・世界遺産 / 神社 |
住所 | 〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1 |
アクセス | JR紀勢本線 那智駅より車で約30分 |
駐車場 | あり(有料 800円) |
電話番号 | 0735-55-0321 |
営業時間 | 8:00〜17:00 |
料金 | 拝観料:無料 |
ホームページ | http://www.kumanonachitaisha.or.jp/ |
備考 | 神仏霊場 巡拝の道第3番(和歌山第3番) |
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