和歌山出身の世界的学者、南方熊楠の記念館
南方熊楠記念館
和歌山県西牟婁郡白浜町3601-1
0739-42-2872
南方熊楠は和歌山が生んだ世界的博物学者です。記念館では熊楠の偉大な業績と遺徳をしのび700点以上の文献、標本類、遭品等を永久保存し、一般に公開し、博物学の巨星を後世に伝え、学術振興と文化の進展を目的として昭和40年4月に開館されました。
代表的なものとして粘菌(菌類学)の研究をはじめ、植物学、民俗学などアメリカ、イギリスに渡って研究し幅広い分野で活躍しました。
また、熊楠が昭和天皇に御進講したことで有名な粘菌を顕微鏡で常時見ることができます。また屋上からの360度の展望は素晴らしく、白浜周辺を見渡すことができるおすすめスポットです。
南方熊楠について
幼い時から驚くべき記憶力の持ち主で歩く百科事典と称された反骨の世界的博物学者。19才の時に渡米、粘菌の魅力にとりつかれ、その研究に没頭、サーカス団に入ってキューバに渡るなど苦学しながら渡英。
その抜群の語学カと博識で大英博物館の東洋関係文物の整理を依頼される。一方、科学雑誌「ネイチャー」に数多くの論文を発表。また、孫文と知り合い意気投合、以後親交を結ぶ。33才で帰国、紀州は田辺に居を構えると精力的に粘菌の研究に打ち込み、その採集のため熊野の山に分け入り、数々の新種を発見。 一切のアカデミズムに背をむけての独創的な学問と天衣無縫で豪放轟落な言動は奇人呼ばわりされたが実はやさしい含羞の人であり、自然保護運動に命をかけて闘いぬいた巨人であった。
(前進座創作劇場 およどん盛衰記より転記)
Infomation(詳細情報)
名称 | 南方熊楠記念館 |
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フリガナ | ミナガタクマグスキネンカン |
カテゴリー | 観光スポット・名所 / 博物館・美術館・記念館 |
住所 | 〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町3601-1 番所山 |
アクセス | 阪和自動車道 南紀田辺ICから車で約25分 |
駐車場 | あり(無料:約30台) |
電話番号 | 0739-42-2872 |
営業時間 | 9:00〜17:00 (入館は午後4時30分まで) |
定休日 | 木曜日(7/20~8/31は無休) ※6/28~30(館内整備) ※12/29~1/1(年末年始) |
料金 | ■入館料 大人:400円 小中学生:200円 団体(20名以上)…大人:200円、小中学生:100円 |
ホームページ | http://www.minakatakumagusu-kinenkan.jp/ |
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