世界遺産に登録されている落差133mの日本一の直瀑
那智の滝
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
0735-55-0321
熊野那智大社の別宮、飛瀧神社のご神体として古くから崇められてきた那智の滝。2004年、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されました。日本三大名瀑のひとつで、水量、落差日本一の直瀑です。水柱は落差133m、銚子口の幅13m、滝壺の深さ10m。
那智の大滝(なちのおおたき)、那智四十八滝のうちの「一の滝」を指し、那智の滝の代表することから、一般に那智の大滝と呼ばれています。上流にある二の滝、三の滝や文覚の滝や陰陽の滝も同様に知られています。
滝の落口の岩盤に切れ目があり、三本の筋にわかれて落ちるため三筋の滝ともいう。また、大滝の右手には、菌類学者の南方熊楠が粘菌の採取を行った「那智原始林」と呼ばれる原生林が広がっており、国の天然記念物に指定されています。
御滝注連縄張替行事
滝の落ち口には注連縄が張られており、神社(飛瀧神社)の御神体としてこの滝を崇めています。そして毎年7月9日と12月 27日の年2回、古くからの神事にのっとり、神職の手によって「御滝注連縄張替行事」という神聖な縄の張替えが行われています。
那智四十八滝回峰寒行
那智の滝では、1300年前から滝行が行われていたといわれています。それ以降も熊野修験の中心として、那智山の四十八滝を巡る修行とされる「那智四十八滝回峰寒行」が行われてきました。明治5年の修験道廃廃止令により廃止されていた四十八滝回峰ですが、高木副住職らが絵図などをもとに滝の位置を特定し、平成4年に復活しました。
Infomation(詳細情報)
名称 | 那智の滝 |
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フリガナ | ナチノタキ |
カテゴリー | 観光スポット・名所 / 絶景・自然景観 / お寺・神社(寺社仏閣) / 熊野古道・世界遺産 / 神社 |
住所 | 〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1 |
アクセス | JR紀勢本線 那智駅より車で約30分 |
駐車場 | あり(有料 800円) |
電話番号 | 0735-55-0321 (熊野那智大社) |
営業時間 | 6:30〜16:30 |
定休日 | 無休 |
料金 | 拝観料:無料 お滝拝所 300円 |
ホームページ | http://www.kumanonachitaisha.or.jp/ |
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