華岡青洲は、文化元年（1804年）に麻酔薬である通仙散を発明し、世界初の全身麻酔による乳がん摘出手術に成功した外科医。華岡青洲の名声は日本全国に広がり、多くの難病患者や、青洲の医術を学びたい医学生が平山を訪れるようになりました。

施設内には、青洲の住居兼診療所である「春林軒」、青洲の記録を展示した展示室があります。また、建築家、故・黒川紀章氏が設計した蔓陀羅華の花をモチーフにデザインされたフラワーヒルミュージアム、レストラン華や宴会場「華別館」も併設されています。

フラワーヒルミュージアム内の青洲の里ふるさと物産ショップでは、地元産品やお土産も販売されています。また、レストランでは紀の川市の食育の拠点として地元で作られた食材を使ったバイキングが楽しむことができます。