国宝・人物画象鏡がある神社
隅田八幡神社
和歌山県橋本市隅田町垂井622
0736-32-0188
貞観元年(859年)に、神功皇后が外征後、筑前国から紀伊の衣奈浦(日高郡由良町)を経て大和の都に御還幸の途中、八幡社を勧請したのが創祀であるといわれています。
隅田八幡神社に伝わる青銅鏡「国宝・人物画象鏡」は、直径19.8cm・重さ1434gあり、背面内区には人物や騎馬像をあらわした画像文が描かれ、外区には48文字からなる銘文が鋳出されています。
10月には、和歌山県指定無形民俗文化財に指定されている「隅田八幡神社の秋祭り」があります。江戸時代から続くお祭りで、氏下にある大人100人で担ぐ13基のだんじりのうち当番の4基が参加します。
すぐ隣には高野山・真言宗のお寺、大高能寺があります。
国宝・人物画象鏡銘文
癸未年八月日十大王年男弟王在意柴沙加宮時斯麻念長寿遣開中費直穢人今州利二人等取白上同二百旱作此竟
■解釈一例
癸未の年8月10日、男弟王が、意柴沙加の宮(奈良県桜井市)にいましし時、斯麻が長寿を念じて開中費直・穢人今州利2人らを遣わせて白上同(真新しい上質の銅)二百旱を取ってこの鏡をつくる。
※文字の解釈や人物を誰に比定するか異論が多く、今のところ定説ととばれているものは出ていない。
銘文中の漢字の音をかりて表記した固有名詞をどのように比定するかで年代が異なり、西暦383年・443年・503年のいずれかにあたるとされています。
初詣
元日午前0時~三が日の間参拝者に御神酒が振る舞われます。元日には居合道試し切り奉納が13:00~、2日は書き初め会とすみだマラソンが開催されます。
Infomation(詳細情報)
名称 | 隅田八幡神社 |
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フリガナ | スダハチマンジンジャ |
カテゴリー | 観光スポット・名所 / お寺・神社(寺社仏閣) / 神社 |
住所 | 〒648-0018 和歌山県橋本市隅田町垂井622 |
アクセス | 京奈和自動車道 橋本東ICから車で約2分 |
駐車場 | あり(無料:100台) |
電話番号 | 0736-32-0188 |
料金 | 拝観料:無料 |
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