200年以上の歴史をもつ「おとう祭り」が行われる神社
須佐神社(御坊)
和歌山県御坊市塩屋町南塩屋1879
0738-22-7817
旧別当神宮寺の「古記」によると、永延年間(8世紀末)、当地に大蛇が出没して人畜、作物に害を与え住民を困らせていた。 そこで熊野参詣の神道者の勧めにより、出雲の素盞嗚命の分霊を勧請したところ大蛇は退散したと言う。
中世以降は、武塔天神宮と称し、境内に神宮寺があった。天満天神・武塔天神(素盞鳴命)蔵王権現の3座を祀り、山田庄9箇村の総社として、地頭、庄司などから田地が寄進された。明治3年神仏分離して須佐神社と改称、以後神官が奉仕することになった。明治41年氏下中の18社を合祀、現在に至る。
3月10日には、古来から伝わる奉幣神事である「おとう祭り」が斎行され、10月の第2日曜日には、秋の例大祭である「森祭り」が行われる。
おとう祭り
古来から伝わる奉幣神事で、県指定無形民俗文化財。毎年3月10日に行われる。
明神川(印南町)・立石・南谷・南塩屋・明神川(御坊市)の氏子5組から「おとう」に選ばれる。主役のおとうは、同神社氏子の長男が務める。「おとう」は精進の後、祭の当日、土を踏まずに駕籠や背負われたりして神社に参入する。社務所でお祓いを受けてお神酒を頂き、長床の儀式、白洲の儀式の後、神前で約2メートルの大きな幣を振って拝する。
最後には、広場で厄除けの餅まきを行い、多くの地元住民らで賑わう。
Infomation(詳細情報)
名称 | 須佐神社(御坊) |
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フリガナ | スサジンジャ(ゴボウ) |
カテゴリー | 観光スポット・名所 / お寺・神社(寺社仏閣) / 神社 |
住所 | 〒644-0024 和歌山県御坊市塩屋町南塩屋1879 |
アクセス | 湯浅御坊道 御坊ICから車で約10分 |
駐車場 | あり |
電話番号 | 0738-22-7817 |
料金 | 拝観料:無料 |
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